私が小学校低学年の頃のことです。
私はいつもお風呂は母と二人で入っていました。あるとき、いつものようにお風呂に入り体もさっぱりしていい気分で上がろうと鍵を開けようとしました。しかし、何故か全く鍵が動きません。
何度ガチャガチャとやっても動く気配はなく、仕方がないのでテレビを観ていた父を大声で呼んで助けてくれと訴えました。
なぜ、鍵が開かなくなったのかは良くわからないのですが、素っ裸の母と私はただただ慌てているだけで、結局父がガラスを割って中に手を入れて力をかけて開けてくれました。
正直、細かい部分は覚えてはいないのですが、まだ小さかったのでお風呂場という狭い空間に素っ裸で閉じ込められるという体験は衝撃的でした。
30代半ばになった今でも、母とあの時は焦ったね〜なんて思い出話になっています。
ある意味、ハプニングも後になれば話のネタになるので良かったのかもしれません。
しかし、家の人しかいないのだから別に鍵をかける必要はなかったんじゃ?と思えてなりません。